大阪の友、今はマッサージ師に

ロンドンで生活している頃、日本から来たプロサッカー選手と知り合う機会があった。

二人とも桜色の大阪のクラブチーム出身で、契約が終了したのを機にアメリカで開催されたトライアウトに参加したのだった。

一緒にボールを蹴れたのは嬉しかったが、彼らが経験したプロサッカーという世界の厳しさ、大阪の選手の様々なエピソード、そんな話が聞けてとても貴重な機会だった。

僕が住んでいたシェアハウスはジムもあったから、よく3人で使っていた。

ストレッチやマッサージの方法も教えてもらい、体が資本という仕事の一面を知った。

残念な事に、彼らは二人ともトライアウトには合格できなかった。

一人は韓国のクラブでテスト生としてプレーし、もう一人は引退し、接骨院でマッサージ師を目指している。

それぞれ一緒に過ごした期間は短かったけど、人の生き方は本当に様々で、好きな事で生きる人もいる事を知ったし、同時にその厳しさも知った。

僕はサッカーやフットサルが本当に大好きだけど、それを仕事にするというのはまた全く違う物が求められるという事だ。