景気が悪いと新入社員研修費用は削られるのか?

新入社員研修にかける費用は景気の良かったバブルの時に比べ、不景気の近頃では削られているのでしょうか?

産労総合研究所という機関がこれについて調べたデータがありました。

新入社員研修についての費用という訳ではありませんが、企業の社員全体に対する研修費用について、毎年の社員ひとりあたりの費用を調べたデータを見てみると、最近のデータでは2008年~2010年では43000円→35000円→40000円とアップダウンしていることがわかりました。

バブル期はどうだったかということで見てみるとバブルの終りの1991年には43000円でした、そこから今日に至るまでおおよそ3万円代後半から4万円代前半で推移しています。

このようなデータから、会社が社員研修にかける金額は景気とあまり関係がないということが伺えます。

景気が悪いときこそ、守りを固めるという意味で、社員をしっかりと教育しておこうと考える経営者は多いのだと思います。

1人あたりの費用10万円の新入社員研修の内容

企業にとって新入社員研修はとても大切なことですね。

新入社員研修を如何にうまくするかが今後の会社の発展に大きく関わってくると言っても過言ではありません。

しかしながらこの人を育てるにも費用はかかるものです。

社員の研修を請け負っているある会社の新入者新研修の費用はおおよそ一人当たり10万円という価格設定になっていました。

この研修は1日で実質時間は6時間で行われ、主な内容は最初に会社の意味、働くことの意味などを教え、会社組織の大切さを植え付けます。

その後、社会人として必要なビジネスマナーについて指導します。

これは言葉づかいから始まって、礼儀作法、身だしなみ等を植え付けます。

最後に会社で必要なコミュニケーションについて学びます。

ここでは仕事をする上でのコミュニケーションの必要性を学び、指示や命令の上手な受け方や、報告、連絡の仕方、仕事をするうえでよい仕事とは?

などを学びます。

1日でひとり10万円は少々お高いようですが、将来、会社の戦力になることを考えれば安いのかもしれません。

企業が新入社員研修にかける費用について

あるところが企業が新入社員研修にどれくらいの費用をかけているのかアンケート調査を行い調べてみました。

そのアンケート調査の結果をみると、大企業になればなるほど新入社員研修に費用をかけているという結果になっていました。

この調査は大企業、中企業、小企業と企業を3タイプに分けて調査しています。

これによると大企業の場合新入社員1人当たりの研修にかかる金額はおおよそ25万円という結果が出てきました。

それに対して中企業、小企業の場合は新入社員1人当たりの研修にかかる金額はおおよそ13万円~14万円という結果で、大企業の約半分という結果となりました。

なるほど、大企業ほど会社に余裕があるので新入社員の教育にもかける金額が違うのだなと納得しました。

しかしながら大企業のアンケート調査の結果を分析すると大企業のかける金額のボリュームゾーンが1人当たり2万円未満と20万円~30万円という二極化されているという結果が出ていて面白いと思いました。

お金をかける会社はとことんかけて、渋る会社はとことん渋るという結果でした。