自販機の定義とそのルーツ

自販機とは自動販売機の略で、貨幣やプリペードカードなどで対価を受領し、物品を提供する装置と定義する事が出来る。
今や日本をはじめとして世界各国で経済活動を支える機械として稼働している。
そのルーツはびっくりするほど古く、紀元前200年代の古代エジプト時代までさかのぼる。
エジプトではコインが既に流通しており、コインの重さ分だけ聖水が流れ出る装置があったとされる。
これが最古の自販機と言われている。
その後イギリスの産業革命の洗礼を受け、現在の形の原型が形作られたと言われている。
当時は、菓子、飲料、チケット、タバコが販売された。
日本では1880年代に煙草を販売するための機械・装置として初めて登場したとされている。
その後どんどん種類が増え、稼働台数も2000年には560万台と空前の台数となった。
その後、やや減少傾向に転じ、現在(2014年度)は503万台となっている。
これらの自販機が売りあげる金額は総計で4兆9500円と、途方も無い数字になっている。

自販機の種類とその歴史

年間5兆円に近い莫大な金額を売り上げる自販機。
その種類はどんなものがあるか、見てみよう。
かつて、煙草の販売からスタートした日本の自販機は、その後、ジュース類の飲料、コーラなどの瓶詰の清涼飲料、24時間営業のゲームセンター、ベンダーショップの善政に伴って、カレー、チャーハンなどのご飯ものから、そば、うどん、ラーメンなどの麺類にまでそのすそ野を広げて行った。
その後、缶コーヒー、コーヒー飲料が登場するに至り、自販機の利用が爆発的に増える事になる。
1970年代以降は鉄道や地下鉄、遊園地の利用券などの券売機をはじめとしてさらに利用が増加。
近年では、セルフ給油としてガソリン、軽油なども自動販売されるに至っている。
証明写真やプリクラを提供する機会。
両替機、パチンコの玉やゲームのメダル貸機も広い意味ではサービスを提供する自販機である。
自販機を導入する
コイン洗車機、コインロッカーなどもそのカテゴリーに含まれるだろう。
販売から、それだけでなくサービスを提供するものに進化してきているわけだ。
これから、どんな風に進化して行くか、楽しみにして行きたいとも思う。